コラム

乾燥炉の清掃不足が続くとどうなるか

乾燥炉の清掃不足を放置すると、どのような問題が起こるかご存じでしょうか。
トラブルを引き起こし、さまざまな悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
今回は、乾燥炉の清掃不足によって生じるリスクについて紹介します。
▼乾燥炉の清掃不足が続くとどうなるか
■乾燥不良が起こる
乾燥炉を清掃せずに使用し続けると、内部に堆積物が溜まり、燃焼効率が低下します。
必要な温度に達しない状態が続き、塗装の乾燥が不完全となり、製品本来の品質が維持できなくなる恐れがあるでしょう。
■異物不良の増加
汚れやホコリが付着したまま乾燥炉を稼働させると、異物不良が起きやすくなります。
内部機構への負荷が大きくなる可能性もあり、故障のリスクが高まるだけでなく、設備全体の寿命が短くなるケースもあるでしょう。
■エネルギーコストの上昇
乾燥炉の清掃が不足すると、炉内の塗料ミストや粉じんが蓄積し、熱の伝わりが悪くなります。
その結果、設定温度に達するまでの昇温時間が延び、余分なエネルギーを消費することも少なくありません。
またエネルギーコストが上昇することで、生産効率の低下を招く恐れもあるでしょう。
▼まとめ
乾燥炉の清掃を怠ると、乾燥不良や異物不良の増加・エネルギーコストの上昇など、さまざまな問題を引き起こします。
これらのリスクを避けるためにも、定期的な清掃とメンテナンスの実施が欠かせないでしょう。
『株式会社プランドゥ』では、乾燥炉をはじめとする塗装設備の清掃や保守管理を承っております。
関東エリアで設備や搬器ファン清掃を検討されている方は、お気軽にご相談ください。

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