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局所排気装置の点検項目とは

作業現場の安全を守るには、局所排気装置の定期点検が欠かせません。
装置の機能が低下していると、有害物質が十分に排出されず、作業者の健康被害につながる恐れがあります。
この記事では、局所排気装置の点検項目について解説しますので、参考にしてみてください。
▼局所排気装置の主な点検項目
■フードの吸引性能
局所排気装置のフードは空気を吸い込み、有害物質の拡散を防ぐ役割があります。
点検では風速・風量・風向の測定などを行い、吸引力が十分にあるかを評価することが一般的です。
性能が低下している場合、排気効率が下がり、作業者の健康に影響を与えるリスクが高まるため注意しましょう。
■ダクトの破損や詰まり
フードで吸引した空気は、ダクトを通じて排出される仕組みです。
ダクトに塗料カスがたまると排気効率が落ちるため、点検では内部や接続部に破損や緩みがないかを丁寧に確認します。
■電気系統の異常
局所排気装置の多くは電気で作動しているため、異常がないかしっかり確認することが重要です。
主に、異音や発熱・配線の断線・接触不良などがないかをチェックします。
特に可燃性の物質を扱う現場では、火災リスクを防ぐために慎重な点検が必要です。
▼まとめ
局所排気装置の点検ではフード・ダクト・電気系統を中心に、多くの項目を確認する必要があります。
安全性の高い作業環境を維持するためにも、定期的な検査をしっかりと行うことが大切です。
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