塗装ブースとは、製品に塗料を吹き付ける際に、塗料ミストや粉じんの飛散を防ぎ、作業環境を清潔に保つための専用設備です。
そのため塗装作業を効率的かつ安全に行うためには、塗装ブースの使用が欠かせません。
本記事では、塗装ブースの種類について解説します。
▼塗装ブースの種類
■乾式塗装ブース
乾式塗装ブースはフィルターを使用し、塗装時に発生するミストや粉じんを捕集するタイプです。
構造が比較的シンプルで、導入コストやメンテナンス費用が抑えられるメリットがあります。
小規模な塗装工場や簡易的な作業環境などで使われることが多く、省スペースでの設置も可能です。
ただし、使用頻度によっては定期的なフィルターの交換が必要になるでしょう。
■湿式塗装ブース
水を利用して、塗料ミストを捕集する仕組みを採用しているのが、湿式塗装ブースです。
塗料ミストを効率的に除去できるため、大量の塗装を行う工場や自動車工場などで使用されています。
水の循環によって、ブース内を常にクリーンに保てるのが特徴で、作業者の健康被害を軽減する方法としても効果的です。
定期的な水の管理や排水処理が必要ですが、安定した作業環境を実現できます。
▼まとめ
塗装ブースの種類には乾式塗装ブースと湿式塗装ブースなどがあるため、状況に応じて選ぶことが重要です。
適切なブースを導入し、定期的なメンテナンスと清掃を行うことで、作業効率や品質の向上につなげられるでしょう。
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