塗装ブースからの異音は、作業環境や設備の安全性に直結する問題です。
放置すると重大なトラブルを招く恐れもあるため、原因の特定と早期対応が重要になるでしょう。
今回は、塗装ブースにおける異音の原因について紹介します。
▼塗装ブースにおける異音の原因
■ベアリングの劣化
塗装ブースで異音が発生する原因として多いのが、ベアリングの劣化です。
例えば、モーターのベアリングが劣化すると「ゴロゴロ」といった異音が発生し、ファンの場合は「キーン」といった金属音がします。
どちらが原因かわからない場合、Vベルトを外して個別に回転させることで判断ができるでしょう。
ベアリングの摩耗は潤滑不良によることが多く、定期的な給油や点検が必要です。
■羽根車の不具合
ファンの羽根車に付着した塗料が一部剥がれると、バランスが崩れて振動音が出ることがあります。
この音は周囲にも響きやすく、クレームの原因にもなりかねません。
羽根車の表面に堆積した塗膜をこまめに清掃することで、異音の予防につながります。
▼まとめ
塗装ブースにおける異音の原因として、ベアリングの劣化や羽根車の不具合などが挙げられます。
異常音に気づいたら放置せず、点検や清掃・調整などを行うことで、トラブルの発生を防げるでしょう。
『株式会社プランドゥ』では、関東にて搬器ファン清掃や塗装設備清掃・メンテナンスなどを承っております。
異音トラブルの早期対応や点検体制の見直しをお考えの方は、ぜひご相談ください。
